“優勝請負人”岡崎慎司の代表復帰が見えた スペイン2部・ウエスカの逆転優勝に貢献

2020年07月22日 11時00分

ウエスカ・岡崎慎司

 スペイン2部で優勝したウエスカの“持っている男”元日本代表FW岡崎慎司(34)が再ブレークしそうだ。

 初挑戦となったスペインで実力を発揮し、2部ながらも37試合で12得点。6月13日のリーグ再開時、ウエスカは自動昇格圏(2位以内)外だったが、その後に岡崎が11試合4得点をマークして逆転優勝に貢献した。日本人ストライカーの活躍にスペイン紙「マルカ」は「ゴールだけでなく、そのほかの仕事も黙々とこなすことでチームに多大な貢献をした」と攻守にわたる献身性をたたえたほどだ。

 これまでもイングランド・プレミアリーグでレスター時代の2016年は攻守両面で、“ミラクル”と称されたチームのリーグ制覇を支えた。点取り屋としての勝負強さも備えており、09年6月の南アフリカW杯アジア最終予選ウズベキスタン戦ではW杯出場を決める決勝弾。ウエスカでも1部自動昇格を確定させたヌマンシア戦(17日)でゴールを決めている。

 地元紙「アス」によると、ウエスカはかねて岡崎を高く評価し、昇格決定前から契約延長を求めたという。岡崎は「1部でやりたい夢がかなう。来季はビッグチームもいっぱいある中で、まずウエスカ初の1部残留を果たせるように、チームに貢献し、ゴールを取れるように頑張りたい」と“強運”を生かし、全力を尽くす構えだ。

 そんなベテランストライカーの躍進には日本代表と東京五輪代表を兼務する森保一監督(51)も熱視線を注ぐ。「何よりも内容的にいい。FWではあるが攻守にわたってチームの勝利に貢献している」と絶賛。昨年6月の南米選手権以来となる代表復帰の可能性も出ており、国内外で岡崎の存在感が高まりそうだ。