イングランド2部・ウィガンがコロナ禍で破産申請

2020年07月02日 11時00分

 イングランド・チャンピオンシップ(2部相当)のウィガンが1日、破産手続きに入った。同リーグを管轄するイングランド・フットボールリーグ(EFL)が発表した。英国の複数のメディアも一斉に報じ、新型コロナウイルスの感染拡大後、イングランドでは初の破産申請となった。

 ウィガンの破産管財人のジェラルド・クラスナー氏は「コロナによるリーグ中断はクラブの財政に大きな影響を与えた」との共同声明を出した。負債額は明らかになっていないが、昨季の赤字は920万ポンド(約12億円)。入場料収入が途絶えたことに加え、香港を拠点とするオーナーからの資金投入が滞ったことが原因とされる。

 これを受けてEFLはペナルティーとしてウィガンから勝ち点12を剥奪。1日終了時
点で勝ち点50を挙げているが、今回処分で最下位24位のルートンの同40を下回ることになり、仮にチームの買い手がついたとしても3部降格は避けられない状況だ。

 ウィガンは1932年に創設され、プレミアリーグ時代の2012―13年シーズンには元日本代表FW宮市亮(27=現ドイツ・ザンクトパウリ)も在籍。同年のFAカップで優勝した。