日本代表MF南野拓実が加入したリバプールがプレミアリーグVで日本本格進出へ 〝南野商戦〟でロックオン

2020年06月27日 14時27分

南野が途中加入したリバプールがリーグ制覇(ロイター)

 いよいよ“南野商戦”が本格化だ。イングランド・プレミアリーグのリバプールが30季ぶり19度目の優勝を果たし、今季途中に加入した日本代表MF南野拓実(25)も栄光のVメンバーとして歴史に名を残した。来季はレギュラー奪取を目指す勝負の年になるが、クラブも日本進出に本腰を入れる構えだ。

 1月に加入した南野はチーム戦術やチームメートとの連係で順応に時間がかかったものの、新型コロナウイルス感染拡大による中断からリーグ戦再開後は出場機会が増えた。ユルゲン・クロップ監督(53)からの信頼も高まっている。

 リバプールでは現場の評価とともに、ピッチ外で南野に向ける期待も大きい。「リバプールはこれから日本市場に本格的に進出する。すでに始めているスクール事業をさらに伸ばすほかに(フランス1部)パリ・サンジェルマンのように積極的に出店してファンを開拓する計画のようだ」と欧州事情に詳しい代理人は指摘する。

 2016年にサッカースクールを設立して各地に展開しているが、すでに欧州各国のビッグクラブが同様のスクール事業で日本に進出しており、事業規模とともにファンの拡大でも伸び悩んでいた。そんな中で、日本代表で活躍し人気急上昇中の南野の入団をきっかけに、再び日本市場にロックオン。名門パリSGが日本で公式ショップやカフェなど多角的に展開しているのを参考にし、同じような形で出店を予定。本格進出に先駆けて6月からは日本向けの公式オンラインストアをオープンさせた。

 パリSGのケースではスポンサーでユニホームサプライヤーのナイキが日本進出をサポート。リバプールは来季からナイキとのサプライヤー契約がスタートするため、同様に日本進出をバックアップしてもらうことになるもようだ。

 南野が世界最高峰と言われるイングランドで活躍すれば、日本でもリバプールファンが急増しそうだ。