【英国・リバプール21日(日本時間22日)発】リバプールMF南野拓実(25)は敵地でエバートンとの“マージーサイド・ダービー”にリーグ戦初先発出場したが、無得点のまま前半終了後に退いた。勝てば22日(同23日)に試合を控える2位マンチェスター・シティーの結果次第でリーグ優勝もあったが、今節での可能性も消滅した。

 首位を走るリバプールにとっては大事な再開初戦。エースFWモハメド・サラー(28)がコンディション不良のため、南野は3トップの一角で起用された。前半9分には右サイドでボールを受けると、ドリブルでの仕掛けから右足でミドルシュート。惜しくも枠を捉えられなかったが、同34分には中盤でのボールカットから味方のシュートにまでつなげ、存在感を見せた。

 だが全体的に決定機が少なかったこともあって、後半のピッチに姿はなし。試合も0―0に終わり、優勝は24日(同25日)のクリスタルパレス戦以降に持ち越しとなった。