香川 1部昇格でもチームに残れない!?

2020年06月18日 16時40分

香川真司(ロイター)

 スペイン2部サラゴサの元日本代表MF香川真司(31)の来季去就が混沌としている。

 香川は16日のルーゴ戦で9か月ぶりの今季3点目をマークし、3―1の勝利に貢献。チームは自動昇格圏をキープしており、かねて熱望しているスペイン1部でのプレーが来季にも実現しそうかと思いきや、2021年6月まで契約を残していても、複数の移籍先が挙がるなど、すんなりとはいかない状況だ。

 スペイン紙「アス」はカタール1部リーグか米メジャーリーグサッカー(MLS)移籍の可能性を指摘。理由として1部昇格の場合、今季年俸40万ユーロ(約4800万円)から来季は3倍になる契約条項があるからで、資金力に乏しいサラゴサは、経営的判断から放出に動いていると報じた。

 また昨季所属したトルコ1部ベシクタシュ復帰も浮上。地元紙「AKSAM SPOR」は、香川サイドが、サラゴサから資金的理由により新天地探しを要請されたとし、その上でベシクタシュに売り込みをかけたと報じた。ベシクタシュは前向きな検討を約束したという。さらにスペイン紙「エル・デスマルケ」は、Jリーグ復帰の可能性にも触れている。

 一連の報道からもサラゴサが1部復帰を果たしても香川を必要不可欠な選手として評価していないことが浮き彫りとなった。このままでは放出待ったなしだが、久々のゴールで復調気配を見せた香川は2部で“無双状態”に突入できるのか。そのときはサラゴサに限らず、同国1部でプレーできる可能性が広がりそうだ。