“日本の至宝”久保建英「10年総額15億円」スパイクメーカーが争奪戦!

2020年06月16日 11時00分

メッシ(左)は久保とのマッチアップでも格の違いを見せつけた(ロイター)

 進化を見せた“日本の至宝”を巡って、ピッチ外でも熱い火花が散っている。新型コロナウイルス禍による中断から再開したスペイン1部リーグで、MF久保建英(19=マジョルカ)が強豪バルセロナ戦(13日=日本時間14日)にフル出場。チームは0―4と完敗を喫したが、久保は力強く攻撃をけん引した。現地メディアもこぞって高く評価し、その実力を証明。これで今後の場外戦も白熱していきそうだ。

 久保はかつて下部組織に所属した“古巣”のバルセロナを相手に孤軍奮闘。強烈なミドルシュートやFKなどで相手ゴールを何度も脅かし、惨敗の中でも潜在能力の高さを見せつけた。

 切れ味のあるプレーには、現地メディアも揃って絶賛した。スペイン紙「アス」はマジョルカで最高点にあたる「2」を与え「バルサにダメージを与えるただ一つのオプションだった」と評したほど。大敗したチームの選手が「2」をつけられるのは異例のことで、各紙が揃ってプレーぶりに賛辞を贈った。

 現在はマジョルカに期限付き移籍中の身だが、所属元の名門レアル・マドリードでも評価はうなぎ上りで、順調に活躍していけば早々に復帰して主力の座も見込める。1年延期となった東京五輪でも日本のエースとして期待され、A代表でもレギュラー奪取へ着実に階段を上がっている。そんな若き天才を巡って、今後シ烈を極めそうなのがスパイクメーカーによる争奪戦だ。

 久保は現在アディダス社と複数年契約を結んでいるが、Rマドリード専門メディア「デフェンサセントラル」は「ナイキとプーマが関心を持っており、契約を変えてもらおうと狙っている。“戦争”が近づいている」と報道。巨大メーカーが久保の“強奪”を画策しているのだ。

 さらに本紙の取材では、国内外の5~6社が“クボタケ争奪戦”に参戦する計画を水面下で進めていることが判明した。「特にシェアが低いメーカーは久保選手の将来的な“価値”も勘案して、破格の条件を用意しているようだ」(大手広告代理店関係者)

 他のスポーツではメジャーながらサッカーのスパイクで後発組の企業や、欧州を中心に海外では愛用者が多いものの、日本市場で苦戦している伝統メーカーなども横やりを入れる模様。もちろん現在契約中のアディダス社の優位は揺るがないが、一発逆転を狙う側は年間1億~1億5000万円で10年以上の長期契約という日本人選手としては超異例の好条件を準備しているメーカーもあるという。最高では10年総額15億円となる可能性もあるだけに、“日本の至宝”の価値は高まるばかりだ。

 試合が再開したスペインで自らの価値を上げるプレーを今後も見せ続ければ、久保を巡るビッグマネーもさらに膨らんでいきそうだ。