ブラジル1部ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑(33)が28日、日本国内のスタートアップ投資などを行う「WEIN挑戦者ファンド」設立を発表した。

 本田は、FiNCテクノロジーズ創業者の溝口勇児氏、ネスレ日本前CEO高岡浩三氏と共同で同ファンドを設立。“挑戦者”という肩書を自称し、これまでも投資活動を行ってきた本田は「このままなら日本は衰退していく。一人ひとりが挑戦して成長していくしかない。僕は、それがたまたまファンドだった。経済に関わる全ての方に何か挑戦する意味について考えてもらえるとうれしい」と新たな挑戦の意義を強調した。

 また本業については「サッカー選手として来年の五輪を目指してブラジルで挑戦している。この挑戦はやり切りたい」と改めてオーバーエージでの東京五輪出場に意欲を示した。