香川待ち受ける厳しい現実 サラゴサ1部昇格なら放出も

2020年05月08日 16時40分

香川真司

 元日本代表MF香川真司(31)が、所属のスペイン2部サラゴサから放出されかねない状況だ。

 来シーズンの1部昇格を念頭に置き、かねて熱望していたスペインでのプレーを優先して昨夏に加入。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断している今季の扱いはまだ正式決定していないものの、チームは自動昇格圏となる2位につけており、念願がかなう余地も残される。

 しかしスペイン紙「アス」は「香川は来季もサラゴサでプレーする意向を持っている」とした上で、来季はカタールか米メジャーリーグサッカー(MLS)のクラブに移籍する可能性があると報じた。というのも1部昇格の場合、年俸が今季40万ユーロ(約4600万円)から来季3倍になる契約条項があるからだ。

 サラゴサは決して裕福なクラブではなく、財政的にはコロナ禍の打撃も受けている。それだけに同紙は「香川の年俸はクラブにとって負担になる」と指摘。ここまでリーグ23試合2得点で、中断前までには負傷での離脱期間もある。そんなベテランの来季年俸として120万ユーロ(約1億4000万円)は高過ぎるため、放出の可能性もあるということだ。

 サラゴサの1部昇格が決まれば、香川の去就は一気に混沌としてくる。昨オフは昨年1月に加入したトルコ1部ベシクタシュの熱烈な契約延長ラブコールも袖にしており、さらなる“都落ち”となるMLSやカタールのクラブを選ぶ可能性は低い。現段階ではJリーグ復帰も視野に入れておらず、今オフも理想のクラブ探しに苦労するのか?(金額は推定)