バルセロナはリーグ戦再開しても“出場拒否”

2020年04月28日 11時30分

メッシ(手前右)らバルサイレブン(ロイター)

 スペイン1部の名門バルセロナが“出場拒否”――。新型コロナウイルス感染拡大の影響で公式戦が中断中だが、リーグ側は各クラブの経営悪化が深刻なため、テレビ放映権料を確保し、最大10億ユーロ(約1160億円)とみられる損失を避けるべく5月29日か6月7、28日のいずれかの再開を目指している。

 だが、こうした方針に真っ向から反対するのがバルセロナだ。スペイン紙「スポルト」は「1部所属の6クラブがラ・リーガ(スペインリーグ)に対して抗議を行うと思われる。バルサは適切な衛生状態が与えられない限り、残りシーズンへの出場を拒否する意思を伝える」と報道。リーグを再開した場合、世界ナンバーワン選手のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(32)ら選手や関係者の安全にリスクがあることを理由に、出場拒否の方針を発表する見込みだ。

 バルセロナは同国屈指の強豪とあって、その意向はリーグ側も無視できない。さらに同国のイジャ保健相が「軽率に夏までにプロサッカーを再開できるとは言えない」と早期の再開は困難との見通しを示した。再開と打ち切りの意見が割れる中、リーグはどんな決断を下すのか。