リバプール コロナ補償制度“悪用”して炎上→謝罪

2020年04月08日 11時31分

ピーター・ムーアCEO(ロイター)

 日本代表MF南野拓実(25)が所属するイングランドプレミアリーグのリバプールが、制度の“悪用”をめぐって謝罪に追い込まれた。

 新型コロナウイルス感染拡大で収益減となったことで、英国政府が賃金の8割を補償する雇用維持制度の利用を目的として、4日に約200人の職員の一時帰休を発表。残りの2割をクラブ側が負担して従来の賃金を維持する方針だった。だが、2月に昨季の黒字額が4200万ポンド(約56億円)と発表したビッグクラブとあって、クラブOBで元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏(42)やファンなどから猛批判を浴びた。

 さすがに気まずくなったのか、それからわずか2日後に方針を撤回。ピーター・ムーア最高経営責任者(CEO)は、ファンに対して「私たちは誤った結論を出してしまった。本当に申し訳ないことをした。職員に給料を支払うため、他の方法を考えていきたい」と謝罪。英メディア「スカイスポーツ」によると、この決定にキャラガー氏は「後味の悪さはあるが、クラブが考えを変えてくれてうれしい」と一定の評価を与えた。

 炎上状態はひとまず終息となりそうだが、金満クラブのセコさが際立つ騒動だった。