マジョルカ・久保建 来季レアル復帰の可能性が浮上

2020年03月30日 16時40分

久保に来季のRマドリード復帰が浮上したが…(ロイター)

 スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(18)が、世界的な新型コロナウイルス感染拡大によって来季から“本籍地”の同レアル・マドリードに復帰する可能性が出てきた。

 日本サッカー界の至宝は、来季もレアル・ソシエダードなど新たなレンタル先やマジョルカ残留で武者修行続行の公算が大きかったが、新型コロナ禍によって風向きが変わってきた。スペイン紙「アス」が伝えた来季のスタメン予想では、そのラインアップにRソシエダードで今季大ブレークしたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(21)、久保らレンタル先から戻ってくる選手4人が含まれていた。

 同紙は久保について直接の言及こそなかったものの「新型コロナウイルスの危機が、ウーデゴールの復帰を加速させる可能性がある。今後は若い力に期待しよう」と指摘。新型コロナ感染拡大、リーグ戦が中断となるなどクラブの大幅な収入減が予想されるため、Rマドリードはクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(34)やドイツ代表MFトニ・クロース(30)ら比較的年俸の高いベテランや、ビッグネームの補強に頼らない編成が最適と判断したという。

 6月に19歳の誕生日を迎える日本の至宝が世界的ビッグクラブでスタメンを張れば、来年に延期された東京五輪を見据えると頼もしい限り。ただ喜んでばかりもいられない。選手供出の義務がない五輪で、Rマドリードが主力を派遣するとは考えにくい。また、その際には2022年カタールW杯アジア最終予選に突入しており、サッカー界の原則としてA代表のベストメンバーが優先される。となれば…。成長すればするほど久保の東京五輪出場は、遠のいていきそうだ。

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