柴崎岳 日本に警鐘「スペインでの光景、状況を日本で繰り返さない為に」

2020年03月29日 21時49分

柴崎岳

 スペイン2部デポルティボに所属する日本代表MF柴崎岳(27)が29日、自身のブログを更新。新型コロナウイルス感染拡大によるスペインの惨状を伝えると同時に、日本に警鐘を鳴らした。

 柴崎は「コロナウイルスは一国の問題ではなくなっています。世界や僕がいるスペインの状況を見て、近い将来、今見ているこの酷い光景が日本にも訪れると想像すると背筋が凍ります」とし「日本で、たかが数十人亡くなったと思っている人は自分の知らない誰かが亡くなったとしか思えず、危機感を持てないのも無理はないかもしれません。ですが数日後、また数百人、数千人、数万人となった時にはもう既に遅いです」と訴えた。

 続けて「まだ入り口の段階だからこそ、食い止めなければ歯止めをかける事は難しいと思います。自粛要請に対し、何も感じていない人々は意味もなく外出をして、自分や他人の命を奪う可能性を自ら拾いに行きます」と指摘。「僕が無事でも、僕の親を、または祖父母を、家族を感染させ、間接的に殺してしまうかもしれないと思うと恐怖でしかないです。あなたは無事でも、あなたの親を、または祖父母を、家族を感染させ、結果的に殺してしまうかもしれないです」とつづった。

 現在、日本の患者数は1900人弱。スペインは10日の時点で約2000人だったが、今では約7万人と爆発的に増えている。

「スペインでは死者の数、感染者の数が毎日増えています。自宅待機命令が出る2週間前、こんな数字がでるなんて想像もしていませんでした」と振り返った柴崎は「街は警察がパトロールをし、必要な買い物に出掛ける時には人々のピリピリした雰囲気を感じます。医療関係者は疲弊して、自らが感染するリスクが最も大きい所に身を投げだし、患者を治療しています。全ての人々を介抱できず、時には誰かを選んで誰かを放棄する事も余儀なくされます」と厳しい現状を説明。

 日本がこうならないためにも「本当に必要最低限の移動だけにして、出来る限り人との接触を避けて、外に出る時は最大限注意して周りに配慮して欲しいです。帰ってきたら手洗いうがいもして、自分に出来る事を毎日して欲しいです。スペインでの光景、状況を日本で繰り返さない為に、今一度本当に危ないんだと危機感を持ってださい」と声を大にして呼びかけた。

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