移籍後初ゴールの本田圭佑“大逆転”五輪OA枠入りあきらめない!

2020年03月17日 11時00分

デビュー弾を決める本田(ロイター)

【ブラジル・リオデジャネイロ発】やっぱり持っている男だ! 元日本代表MF本田圭佑(33)が15日(日本時間16日)、ブラジル1部ボタフォゴのデビュー戦となったリオデジャネイロ州選手権のバングー戦で移籍後初ゴールを挙げた。前半28分に味方が得たPKを決めて先制点をゲット。試合は1―1のドローに終わったが、熱烈大歓迎に象徴される期待に応えてみせた。

 発熱などで遅れた新天地デビュー戦で本田がいきなり魅せた。

 前半28分。味方がペナルティーエリア内で相手GKに倒されてPKを得ると、キッカーを務めた本田は落ち着いてゴール左隅へ流し込んで先制点をもたらす。

 チームメートから祝福を受けたが、この日は新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客で行われたため、本拠地のニウトン・サントス・スタジアムにわき起こるはずだったサポーターの大歓声は今後にお預けとなった。

 得点シーンだけでなく、“自分の家”と語ったことがあるほど愛着あるトップ下を任された本田はピッチ内で躍動。試合序盤からリズムよく前線へパスを送り、攻撃のリズムをつくり出して先制点をもたらすPKにつなげた。また守備面での献身性を見せるなど、後半18分までプレー。全盛期を過ぎたと言ってもおかしくはない元日本代表としては大き過ぎるほどかけられた期待に応えてみせた。

 チーム公式ツイッターにはゴールシーンの画像がアップされるとともに「新加入の日本人がデビュー戦でPKを決めた! サムライのゴールだ!」とコメント。同ツイッターにはスタジアムへ行きたくても行けなかったサポーターからも「期待通りだ!」などと賛辞のオンパレード。さらにはブラジルメディアも好意的に伝えている。ブラジル紙「グローボ」は「何度か延期された末、ようやくボタフォゴデビューを飾った本田は好パフォーマンスを見せた」と評価した。

 個人的には、オーバーエージ(OA)で出場を目指す東京五輪へのアピールにもつながった。先月の入団会見では「試合に出て勝利を目指すことでチームメートや監督、サポーターに認められることに重点を置いている。このプロジェクトの先に五輪があると思っている」と語っており、今後もさらなる活躍が期待できそうだ。