迫る本田のブラジルデビュー 決められるか熱狂FK

2020年03月05日 16時40分

ブラジル1部ボタフォゴに移籍した本田圭佑(ロイター)

【前園真聖・ゾノの焦点!】ブラジル1部ボタフォゴに移籍した元日本代表MF本田圭佑(33)の選手登録が完了し、リオデジャネイロ州選手権フラメンゴ戦(7日=日本時間8日)でデビューとなりそうです。以前にもお伝えしましたが、目標とするオーバーエージ枠での東京五輪代表入りに向けて得意のFKでインパクトを残せるか。楽しみにしています。

 私も1998年にブラジル1部サントスに移籍しプレーしましたが、Jリーグとの大きな違いは熱狂度ではないでしょうか。本田の移籍が決まったとき、到着した空港に約3000人、スタジアムでのお披露目会には約1万人のサポーターが集結したように、サッカーに対する周囲の盛り上がりや注目度は世界トップクラスでしょう。

 イタリア1部ACミランでプレーしていたこともあって本田の知名度は高く、低迷するチーム再建の切り札としてサポーターの期待も大きいですが、低調なパフォーマンスとなれば、すぐに“手のひら返し”。特に地元メディアは辛辣ですから、ふがいない試合をした翌日は街を歩けなくなることがあるかもしれません。

 強心臓の持ち主である本田が周囲の評価や重圧を気にするとは思いませんが、悪評が出るようだと、周囲が騒がしくなり、東京五輪代表入りにも影響は必至。まずは王国ブラジルを驚かせるようなプレーを期待したいです。

(元日本代表MF)