パリSGが東京五輪への選手派遣拒否 エムバペ、ネイマール見られない?

2020年03月05日 16時40分

エムバペ(ロイター)

 フランス代表の怪物FWキリアン・エムバペ(21)の東京五輪出場が暗礁に乗り上げた。

 フランス紙「レキップ」によると、同国1部パリ・サンジェルマンがフランスサッカー連盟に対して、所属するエムバペの五輪派遣を拒否すると伝えたという。理由は過密日程への配慮。エムバペは欧州選手権(6月開幕)出場が確実で、7月12日の決勝まで戦った上で、同24日開幕(サッカー男子は23日開始)の東京五輪に参戦するのは心身ともに大きな負担となるからだ。しかも五輪はクラブ側に選手の派遣義務がないため、同連盟も要請に応じる構えという。

 ただエムバペ本人は東京五輪へヤル気満々。かねて「2020年は3冠を達成したい。パリSGでチャンピオンズリーグ(CL)に勝ちたいし、欧州選手権も東京五輪も優勝して完璧な形で今年を終えたい」とぶち上げている。そんな状況を踏まえて同紙は、エムバペがパリSGと22年以降の契約延長に合意していないことで、今回の“派遣拒否”が、その交渉の行方を左右するかもしれないとの見方も示した。

 またパリSGは、ブラジルサッカー連盟からオーバーエージ枠で東京五輪出場要請を受けたブラジル代表FWネイマール(28)についても、五輪前に南米選手権を控えているため派遣を拒否する構え。このままでは東京五輪でのスーパースター集結は、夢物語に終わってしまいそうだ。