久保建よ 「数字」にこだわれ

2020年03月04日 16時40分

久保建英(ロイター)

【武田修宏の直言!!】 新型コロナウイルスの感染拡大を受けてJリーグは開催が延期されているけど、海外では日本人選手が奮闘しているね。

 注目したいのはスペイン1部マジョルカに所属する日本代表MF久保建英(18)。同1部レアル・マドリードからのレンタル移籍で加入して試合にもまずまず絡んでいるかな。将来の日本サッカーを担う逸材として期待しているんだけど、ここまで2得点。マジョルカは2部降格圏の18位に低迷とチームの勝利に貢献できていないね。

 久保については「まだ18歳」という方もいると思う。でもプロとしてピッチに立てば年齢は関係ないし、結果が重要だってこと。どんなに好プレーを見せてもシーズン後に評価されるのは何試合に出場して何得点かってことだけ。特に海外ではサポーターやメディアは結果でしか判断しない。だから久保の“数字”は明らかに物足りないよ。

 自分も現役時代はトラップもできないし、テクニックもない不器用な選手だったけど、とにかく「ゴールを決める」と結果にはこだわった。1986―87年のプロ1年目(日本サッカーリーグ)で得点ランキング2位になり、新人王、ベストイレブン、MVPにも選出された。だから久保にも“数字”には固執してほしいかな。
 シーズンも終盤戦となり、残り試合で1ゴールでも多く得点を積み重ねてほしい。それが来季につながるはずだよ。
 (元日本代表FW)