本田圭佑 わざわざ交渉中の案件にコメントした事情

2020年01月29日 16時40分

本田圭佑

 サッカー元日本代表MF本田圭佑(33)は東京五輪にチャレンジできるのか。

 ブラジル「ランス」(電子版)をはじめとした各メディアが、昨年末にオランダ1部フィテッセを退団した本田がブラジル1部ボタフォゴと12月末までの契約で合意したと報じた。ついにサッカー大国で再スタートと思われたが、本田は自身のツイッターを更新し「話し合いはしているが、まだ決めていない」と発信。意味深な投稿はボタフォゴ加入報道を目にしての反応とみられる。あえて英文で書き込んでおり、先走る地元メディアへのけん制ともとれるが、わざわざ交渉中の案件についてコメントを出したのには事情がある。24歳以上のオーバーエージ(OA)枠で東京五輪出場を目指しているからだ。

 かねて自身のパフォーマンスを森保一監督(51)にアピールするため、レベルの高い欧州トップリーグへの加入を狙っており、特にスペインリーグへの移籍を熱望。実際にフィテッセ退団後は複数のスペインクラブと交渉を進めていたという。

 ところが、外国人枠の問題などもあって難航。そこでリーグレベルや条件面で本田サイドの希望に近かったボタフォゴと話し合いを開始したが、本田は24日にも「多くのクラブと話をしている。欧州でプレーしたい希望がある」と話していた。スペイン移籍を諦めきれず、欧州の移籍市場が閉まる31日を前に結論を出したくなかったのだ。

 ただOA枠で五輪出場を目指す中、本番開幕まで半年を切った。そろそろ新天地を定めないと、コンディション調整ができない上に森保監督にアピールすることもできない。本田の最終決断に注目が集まる。