イングランド・プレミアリーグのリバプールは19日、オーストリア1部ザルツブルクの日本代表MF南野拓実(24)を獲得したと発表した。来年1月1日に正式加入し、背番号はザルツブルクと同じ「18」に決まった。

 昨季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制した名門チームの一員となる南野はクラブ公式サイトで「リバプールの選手になることは夢だった。それがかなって、とてもワクワクしている。ここは世界一のリーグ。サッカー選手としてキャリアがスムーズに進めば、いつかプレーできると信じていた。ただ、このチームでプレーできるなんて考えていなかった。本当にうれしいし、楽しみ」とコメントした。

 英紙「デーリー・メール」によると、移籍金は725万ポンド(約10億4000万円)で2024年6月までの4年半契約。早ければ来年1月5日のFA杯3回戦のエバートン戦で新天地デビューする可能性があるという。