【欧州CL】ザルツブルク・南野がCL初ゴール&1アシスト

2019年10月03日 11時30分

華麗なゴールを決めた南野は雄たけびをあげた(ロイター)

【英国・リバプール2日(日本時間3日)発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第2節、E組ザルツブルク(オーストリア)の日本代表MF南野拓実(24)が敵地での昨季欧州王者のリバプール(イングランド)戦でCL初ゴールを決めた。直後には一時同点となるアシストもマーク。試合は3―4で敗れたものの、インパクト十分の活躍を見せた。

 アウェーチームにとっては難攻不落と言える聖地アンフィールドが、日本人若武者の一撃で静まり返った。1―3で迎えた後半11分、速いリスタートから左に抜けたFW黄喜燦(23)がクロスを上げると、中央でフリーで待ち受けた南野が右足ダイレクトボレーシュート。ボールはGKの横を抜き、ゴール左に突き刺さった。

 南野劇場は、これで終わりではなかった。同15分、相手陣中央での競り合いからこぼれたボールに反応した南野は、深い位置まで持ち込んで絶妙のクロス。相手GKとDFの間を通したボールは逆サイドから走り込んだFWハーランドの右足にピタリと合って同点。欧州最優秀選手に選出されたリバプールDFファンダイクもぼうぜんとするばかりだった。

 予感はあった。開幕戦を落としたとはいえ、リバプールは昨季Vの立役者、FWサラー、FWマネ、FWフィルミノの強力3トップが君臨。そんな実力者を向こうに回し、南野は開始3分に両チームを通じて最初のシュートを放つなど、豊富な運動量でチャンスをつくり続けた。前半36分までに3点を奪われる苦しい展開でも、南野に触発されたチームは諦めることなく積極的にプレー。後半26分にはFW奥川雅也(23)も出場し、欧州王者をあと一歩のところまで追いつめた。

 結果的には後半24分にサラーにこの日2点目のゴールを決められて敗れたが、日本勢8人目のCL得点者(前身のチャンピオンズカップ時代を含む)となった南野は、欧州最高峰の舞台で大きな存在感を示した。