サッカーの欧州リーグ(EL)が19日(日本時間20日)に開幕し、8月末にPSVアイントホーフェン(オランダ)に移籍した日本代表MF堂安律(21)がホームのD組スポルティング(ポルトガル)戦で欧州サッカー連盟(UEFA)主催大会初出場を果たした。試合は3―2で勝った。

 後半33分からピッチに送り込まれた堂安は積極的にシュートを放ち、自らが取ったFKのチャンスでも果敢にゴールを狙った。45分には素早い守備から自陣でパスカットしてから攻め上がり、ペナルティーエリア右にカットインしてシュート。これは惜しくもGKのファインセーブに阻まれたが、上々の欧州デビュー戦だった。代表戦も含めて過密日程だが「楽しくて仕方ない。試合があったほうがモチベーションを保てる」と笑顔を見せた。