前園真聖氏 香川完全復活へサラゴサは最適舞台

2019年09月03日 16時30分

香川の復活に期待

【前園真聖 ゾノの焦点!】2日に欧州の移籍市場がクローズしました。今夏にはスペイン1部レアル・マドリード(現マジョルカ)に移籍したMF久保をはじめ多くの若手選手が海外進出を果たし、カタールW杯アジア2次予選に臨む日本代表でもメンバー23人中19人が海外クラブ所属となるなど日本も“グローバル化”しました。

 これまで日本選手の海外進出については、主に五輪やW杯に出場した日本代表の成績に応じ、海外クラブから注目されることでオファーが届くという構図だったと言えます。ところが今夏は、海外クラブが日本選手の潜在能力を高く評価した結果であり、日本人の価値が高まっている証拠でしょう。

 もちろん、海外クラブ側とすれば、若手をしっかり育てて高く売るという戦略なのですが、若手選手が本場の厳しい環境でさらに成長していけば、日本サッカー界のレベルアップにもつながり、決して悪いことばかりではありません。日本選手のさらなる奮闘を期待しています。

 今夏の移籍組で注目しているのは、スペイン2部サラゴサ入りしたMF香川真司(30)です。ロシアW杯後はケガもあって少し停滞しましたが、技術力は健在ですし、彼の実績と経験はトップレベル。今回は外れた日本代表にも必要な戦力と考えています。

 2部でもレベルの高いリーグですから、香川が再スタートするには最適な舞台でしょう。久保ら若手ばかりが脚光を浴びていますが、カタールW杯に向けて完全復活した姿を見てみたいです。 (元日本代表MF)