マジョルカ久保 海外の洗礼はね返せるか

2019年09月03日 16時30分

 スペイン1部マジョルカでデビューした日本代表MF久保建英(18)は“洗礼”を乗り越えられるか。敵地バレンシア戦(1日=日本時間2日)の後半34分から初出場した“日本の逸材”は、効果的なプレーは随所にあったが、チームメートからはパスが回ってこなかった。

 海外でプレー経験のある日本代表OBは「初戦からパスを出してくれるほど、海外の選手は甘くない。プロ選手としてのプライドもあるから、急に入ってきた選手に対しては“お前はどこまでやれるんだ”って目で見ているからね。俺も練習でボールを回してもらえなかった。久保も信頼を得るまでは苦労するよ」と解説した。

 まだチームに合流して10日。すでに長期間にわたって合宿を重ねてきた選手にとって、新参者の久保は決して歓迎すべき戦力ではなかった。ビセンテ・モレノ監督(44)も久保について「難しかったね。良くなるように変化を求めたが変わらなかった。チームに食い込みたいなら向上しないといけない。時間を与えなければならない」とコメントした。

 同OBは「状況を変えるには練習でアピールするしかない。チームのために何ができるか。選手たちに信頼されるようにならないとパスは出てこないし、サポートもしてもらえない。そこは久保もわかっていると思うけど…」と話し、今後の変わり身を期待した。

 久保は試合後の取材に応じなかったが、来季レアル・マドリードに復帰するためにも、まずはマジョルカで自分の立ち位置を確立しなければならないようだ。