【ドイツ・ブレーメン1日(日本時間2日)発】日本代表のエースが半端ない活躍を見せた。ドイツ1部ブレーメンのFW大迫勇也(29)はホームのアウクスブルク戦で3季ぶりとなる1試合2得点をマークし、3―2の勝利の立役者となった。

 開幕から3試合連続の先発出場となった前半6分、後方からのパスに抜け出すと、GKとの1対1を冷静に決めて先制。その後、前半34分に相手に退場者が出て数的有利になりながらも突き放せずにいたが、2―2の後半22分に左クロスを右足で合わせて勝ち越しゴールを奪った。

 これでチームは今季リーグ戦初勝利。大迫も前節に続く得点で3点目となり、早くも昨季のゴール数に並んだ。ボールが大迫を経由するとチャンスが広がる展開を見ても、今季のブレーメンは完全に大迫のチームといえそうだ。