スペイン2部マラガに移籍した元日本代表FW岡崎慎司(33)のデビューが迫ってきた。マラガの地元メディアは19日、岡崎の選手登録が完了に近づいていると報道。ホーム開幕戦となる24日のラスパルマス戦に出場できる可能性が高まった。
岡崎はマラガがスペインプロリーグ機構(LFP)が定めた年俸総額の上限を超えている影響を受けて選手登録できず、18日の開幕戦、ラシン戦を欠場。オーナーでカタール王族のアブドゥラ・アル・アルタニ氏が人員整理を怠ったことが原因で、クラブ幹部だけでなくマラガ市長からも批判や心配の声が漏れていた。
だが、ここへきてFWアビエル・オンディベロスのビリャレアル移籍交渉が進展。移籍金750万ユーロで一両日中にも正式決定の見込みで、他1人の放出もほぼ決まった。これで年俸総額が規定内に収まるもようで、岡崎とレアル・マドリード下部組織出身のMFホセ・ロドリゲスを選手登録できることになった。
不本意な形で出足からつまずいた岡崎だが、ようやくスタートラインに立つ。