今季J1鹿島からスペインの名門バルセロナに移籍した日本代表FW安部裕葵(20)が18日(日本時間19日)、バルセロナB(3部)の一員として出場したリャゴステラとの親善試合で初ゴールを決めた。

 2トップの一角で先発し、いきなり見せ場をつくった。前半2分、相手2人に囲まれながらも強引な突破から右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。チームはその後追いつかれて1―1で引き分けたが、高い技術で存在感を示した。

 レアル・マドリードのBチーム、カスティージャのFW久保建英も同日、ブルゴスとの練習試合にフル出場。4―4―3システムの右ウイングで躍動し、0―1で迎えた前半終了間際に自身のダイレクトパスが起点となって同点に追いついた。後半は17分までに両チーム1点ずつ取り合い、終了間際にカスティージャがPKを献上して2―3で敗れた。