久保建 バリャドリードに期限付き移籍か

2019年08月09日 16時30分

久保(左)は武者修行に出るのか…(ロイター)

 スペイン1部レアル・マドリードに所属する日本代表MF久保建英(18)が、同バリャドリードに期限付き移籍する可能性が高まっている。
 スペインのテレビ番組「エルチリンギート」の報道をきっかけに、現地メディアが一斉に久保のバリャドリード行きを報じた。Rマドリードは久保の加入時に今季はBチームのカスティージャ(3部相当)に所属させる方針を発表し、ジネディーヌ・ジダン監督(47)もトップチームの練習に参加させながらBチームで公式戦に出場させていく計画を示していた。

 しかし、プレシーズンマッチで国内外の強豪クラブを相手に随所に光るプレーを見せて評価が上昇。期限付き移籍のオファーが殺到し、武者修行プランも選択肢に挙がっていた。その中でバリャドリードが最有力候補に浮上したのは“怪物”の存在が大きい。スペイン紙「マルカ」はバリャドリードによる久保獲得の動きを「オーナーのロナウド(42)が求めた」と報道。かつてのブラジル代表のエースは、現在同クラブの筆頭オーナーを務めている。そんなスーパースターが、久保の才能にほれ込んで獲得を直々に熱望したというのだ。

 ロナウド氏は現役時代にRマドリードでもエースとして活躍し、ジダン監督とともに黄金時代を築き上げた。同紙はRマドリードとロナウド氏が「現在も良好な関係にある」と指摘しており、盟友同士で密にコミュニケーションを取れることは久保にとってもプラス。ロナウド氏のクラブで活躍すれば、すぐにRマドリードへ戻り、スムーズにトップチームへと引き上げられる“近道”になるかもしれない。久保はトップチームのオーストリア遠征メンバーから外れた7日には、カスティージャの一員としてアルコルコン(2部)との練習試合に出場。後半25分までプレーして見せ場はつくれなかったが、この試合でひとまずRマドリードのユニホーム姿は見納めとなりそうだ。