スペイン1部レアル・マドリードの日本代表MF久保建英(18)が1日(日本時間2日)、同国マドリードで行われたトップチームの練習に参加した。日本代表MF南野拓実(24)が所属するオーストリア1部ザルツブルクとの親善試合(7日)で、ジネディーヌ・ジダン監督(47)へのアピールタイムが与えられそうだ。

 スペイン紙「アス」は、指揮官が「カスティージャ(Bチーム=3部)でプレーさせながらトップチームで練習させる」と語ったと報じたが、当面のトップ残留で引き続き好パフォーマンスを見せれば、トップチームで開幕を迎える可能性もありそうだ。

 その一方で、地元紙「マルカ」など複数メディアは2日、久保に同国1部の5クラブからレンタル移籍のオファーが届いていると報道した。中でもバリャドリードのオーナーを務める元ブラジル代表FWロナウド氏(42)は、かつて自らが所属したRマドリードのフロレンティーノ・ペレス会長(72)に久保のレンタル加入を直訴したという。

 日本の至宝はどのチームで今季を戦っていくのか。「マルカ」が行ったネットアンケートでは回答数約19万6300人のうち52%が「トップチームでプレーすべき」と回答したが、果たして…。