スペイン1部レアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイル(30)の退団が決定的となった。20日(日本時間21日)のBミュンヘン戦でベンチ外となったベイルについて、ジダン監督は「ベイルに対して何の問題もないが、監督として決断を下さなければならない。メンバー外となったのは彼の退団が近づいているからだ。選手も状況は把握している」と説明した。

 2013年に当時の移籍金の世界最高額となる9100万ユーロ(約109億2000万円)で加入も負傷が多く、大活躍とはならなかった。すでにトットナム、マンチェスター・ユナイテッド(ともにイングランド)、Bミュンヘンが獲得に興味を示す中で、マルカ紙は、移籍金6000万ユーロ(約72億円)でトットナム復帰が濃厚と伝えている。ベイルの退団で日本代表MF久保建英(18)がトップに昇格する可能性も高まりそうだ。