【フランス女子W杯】米国が仏を2―1撃破4強

2019年06月29日 12時00分

2点目を決め、ほえたラピノー(ロイター)

【フランス・パリ28日(日本時間29日)発】フランス女子W杯準々決勝の1試合が行われ、連覇を目指す米国が開催国フランスを2―1で下し、第1回大会から8大会連続での4強入りを決めた。2日(同3日)の準決勝ではイングランドと対戦する。

 試合はいきなり動いた。前半5分、左からのFKでMFミーガン・ラピノー(33)が蹴った低い弾道のボールは、両チーム誰も触れずそのままゴールイン。電光石火の一撃で米国が先制した。

 その後はフランスが大観衆の後押しもあって、逆襲。だが米国は後半20分、カウンターから右サイドを破り、クロスを再びラピノーが流し込んでリードを広げた。36分に1点を返されたが、それ以上の反撃を許さずに逃げ切った。

 殊勲のラピノーは同性愛者として知られ、フランス戦の前には差別発言を繰り返すトランプ大統領に対し、優勝してもホワイトハウスへの訪問を拒否する意向を表明。トランプ大統領が「無礼だ。口を開く前に勝つべきだ。仕事を終わらせろ」と反発し「勝っても負けても招待してやる」とツイートする騒動になっていた。

 そんな中でラピノーは、開催国の初優勝と来年の東京五輪の出場の夢を砕く2ゴールを挙げ、今大会通算5得点で得点ランクトップタイに浮上。米国の連覇の行方だけでなく「トランプVSラピノー」の結末も気になるところだ。