【欧州CL準決勝】連夜の奇跡! トットナム土壇場逆転決勝

2019年05月09日 11時30分

モウラ(中央)のハットトリックで初の決勝進出(ロイター)

【オランダ・アムステルダム8日(日本時間9日)発】奇跡弾でファイナル進出だ! 欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦、トットナム(イングランド)は敵地でアヤックス(オランダ)に3―2と勝利し、2戦合計3―3もアウェーゴール数でクラブ史上初の決勝(6月1日、マドリード)に進んだ。

 本拠地での第1戦を0―1で落としたトットナムは、前半に2失点しながらも迎えた後半に猛攻を開始。10、14分にMFルーカス・モウラ(26)がゴールし、同点とすると、迎えたアディショナルタイムの51分だった。敵陣内でボールをつなぐと、最後は抜け出したモウラがハットトリックとなる決勝弾を決め、3―2と土壇場でひっくり返した。モウラは「とてもハッピーだ。自分だけでなくチームワークの結果だ」と振り返った。

 悲願のファイナル切符をつかみ取った名将マウリシオ・ポッチェティーノ監督(47)もピッチ上で大喜び。かつてエスパニョール(スペイン)時代にMF中村俊輔、サウサンプトン(イングランド)時代にDF吉田麻也を指導した指揮官は、今季開幕前にレアル・マドリード(スペイン)からオファーを受けたものの、英「BBC」の取材に「現在のチームに満足」と断っていたという。

 栄誉ある母国メガクラブ監督の座を固辞し、残留したトットナムでチームを徹底強化。その結果、初のビッグイヤー獲得に王手をかけた。決勝では優勝候補のバルセロナ(スペイン)に大逆転勝利した同リーグのリバプールと激突する。11季ぶりとなるイングランド対決を制することはできるだろうか。