【欧州CL準決勝】リバプール大逆転決勝進出!バルサに爆勝

2019年05月08日 11時30分

2ゴールを決めたワイナルドゥム(左=ロイター)

【英国・リバプール7日(日本時間8日)発】アンフィールドの奇跡だ! 欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦、昨季準優勝のリバプール(イングランド)はホームでバルセロナ(スペイン)に4―0で勝利し、2戦合計4―3と大逆転で2季連続の決勝(6月1日=同2日、マドリード)進出を果たした。敵地での第1戦を0―3で落とし、絶体絶命の中、名将の手腕もあって大番狂わせを実現した。

 第1戦で0―3とアウェーゴールすら奪えずに敗戦。絶望感すら漂う中、本拠地アンフィールドで劇的なゴールラッシュを披露した。ユルゲン・クロップ監督(51)は「試合前、選手たちには不可能だと言った。私の人生において数多くの試合を見てきたが、世界一のチームに勝つことは難しい。しかも失点せずに勝つとは…」と、興奮ぎみにコメントした。

 エースのFWモハメド・サラー(26)とFWロベルト・フィルミノ(27)を負傷で欠いたリバプールは、前半7分に敵陣内で相手ミスからボールを奪うと、持ち込んだMFジョーダン・ヘンダーソン(28)が放ったシュートのこぼれ球をFWディボック・オリギ(24)が押し込んで待望の先制点を奪取した。

 後半も勢いを持続し、9分、11分にMFジョルジニオ・ワイナルドゥム(28)がゴールを決めて2戦合計3―3の同点に追いつく。そして迎えた34分のCKのチャンス。DFアレクサンダー・アーノルド(20)が相手の陣形が整う前にクロスを上げると、先制弾のオリギが右足で合わせ“勝ち越し”。その後もバルセロナの猛攻を防いだリバプールが2年連続の決勝進出を勝ち取った。

 リバプールが大番狂わせを起こせたのは名将クロップ監督の手腕が大きい。ドイツ1部ドルトムント指揮官時代にMF香川真司を抜てきした指導者は、前日会見で「相手ゴールを防がなければならない」と、敵エースのFWリオネル・メッシ(31)を警戒。大量得点が求められる中でも守備を重視し、4―0の勝利につなげたと言える。

 また、リバプールは本拠地スタジアムのアンフィールドで今季CL無敗なうえ、戦前まで376分間連続無失点。しかもリーグ戦も負けなしと“不敗神話”を続けている。リバプールは決勝戦でアヤックス(オランダ)―トットナム(イングランド)の勝者と対戦するが、14季ぶり6度目となるビッグイヤーを獲得できるか。