インターネット通販大手「楽天」は18日、都内で会見を開き、スポンサー契約を結んでいるスペイン1部バルセロナが、英プレミアリーグのチェルシー戦(7月23日、埼玉)とJ1神戸戦(同27日、ノエスタ)を「楽天カップ」として行うと発表した。

 会見に出席した同社の会長兼社長の三木谷浩史氏(54)は「この対戦を通じて日本のサッカーのレベルや存在感を世界に広めること、そして日本のサッカー界の次世代を担う若手選手たちに良い刺激になることにも期待している」とコメントした。

 神戸のMFアンドレス・イニエスタ(34)は「特別ワクワクしている。僕らのスタジアム(ノエスタ)で対戦することになるのは素晴らしいことだと思う」とビデオメッセージを寄せた。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(31)も映像を通じて「楽天カップの準備をよろしく」とファンに呼びかけた。