【欧州CL】Cロナ先制ゴールも空砲…自身のCL4連覇“夢散”

2019年04月17日 18時00分

敗退が決まったC・ロナウドは悲しみに暮れた(ロイター)

【イタリア・トリノ発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦が16日(日本時間17日)に行われ、FWクリスチアーノ・ロナウド(34)擁するユベントス(イタリア)はホームでアヤックス(オランダ)に1―2で逆転負けし、2戦合計2―3でまさかの敗退。C・ロナウドは2試合連続ゴールを決めたが空砲に終わり、自身の“CL4連覇”の夢は断たれた。

 まさかの展開にユベントスのサポーターも声を失った。1996―97シーズン以来22季ぶりの4強入りを決めて歓喜の輪をつくるアヤックスの選手たちとは対照的に、ぼうぜんとした様子でピッチに立ち尽くすユベントスのスターたち。準決勝進出を信じて疑わなかったC・ロナウドも軽く首を振りながら、無表情でロッカー室に消えた。

 故障明けの試合だった第1戦は自身のゴールで1―1のドロー。アウェーゴールも奪ってアドバンテージを握った。この日も前半から押し気味に試合を進め、28分にはMFピャニッチの右CKを頭で合わせて先制。相手DFが交錯してポッカリ空いたスペースを見逃さず、CL通算126点目となる2試合連続ゴールで4強入りの扉を開いたかに見えた。

 だが、その後は平均年齢24歳と若いアヤックスが、今季磨きをかけたパスワークでイタリア王者を追い込んだ。6分後にMFジエシュのシュートをMFファンデベークがトラップすると、最終ラインを突破。左足シュートでゴールネットを揺らした。オフサイドにも見えたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定でゴールが認められた。

 これでユベントスは流れを完全に失った。後半に入るとアヤックスにボールを持たれて防戦一方。中盤の守備が機能せず、再三ピンチを迎えた。そして22分、CKからDFデリフトのヘディングシュートで失点。センターバック2人の間を割られるという“らしくない”守備で勝ち越し点を許した。

 これで準決勝進出にはあと2点が必要になったユーベだが、頼みのC・ロナウドは運動量豊富なアヤックスの中盤に封じられて不発。新たな挑戦としてユーベ入りしたC・ロナウドは自身のCL4連覇というモチベーションに支えられてきたが、今季の欧州の戦いは不本意な形で終了した。トリノの夜に鳴り響いた試合終了の笛は、背番号7にとっては残酷なメロディーとなった。