【サッカー】久保の五輪招集断念 手倉森監督「このアクシデントを乗り越えてドラマチックな大会に」

2016年08月03日 13時06分

練習を見守る手倉森監督(左)

【ブラジル・マナウス2日(日本時間3日)発】リオ五輪に出場するサッカー男子日本代表について、日本サッカー協会は2日、同代表に選出されていたFW久保裕也(22=ヤングボーイズ)の招集を断念すると発表した。

 

 メンバー発表当初は、久保の招集にゴーサインをだしていたヤングボーイズ側だが、FW陣にケガ人が出たため、急きょ招集を拒否。交渉を重ねてきた霜田正浩ナショナルチームダイレクター(ND=49)は「どうしても3日の試合が終わってからではないと確約できないと連絡があって、苦渋の決断で招集を断念した」と説明した。

 

 代わりにバックアップメンバーとしてチームに帯同していたFW鈴木武蔵(22=新潟)が選手登録され、この日の練習後に「久保の思いを考えると、やっぱアイツの分も頑張んなきゃと思います」と神妙な面持ちで語った。オーバーエージ(OA)組を含めた融合の時間は少ないが「(手倉森ジャパンで)ずっとやってきているんで、そんな問題はないと思います」と自信をのぞかせた。

 

 攻撃の要として期待していた手倉森誠監督(48)は「このアクシデントを乗り越えてドラマチックな大会にできればいい。選手にはリスクマネジメントをしてこそ成功するという話はした」とポジティブ思考の指揮官らしく前を向いた。

 

 1月のリオ五輪アジア最終予選(カタール)をともに戦ったFW浅野拓磨(21=アーセナル)は「久保がいたら、ということにならないように頑張りたい」と気合を入れた。

 

 また鈴木の代わりのバックアップメンバーにはFWオナイウ阿道(20=千葉)が招集されることも決まり、近日中にブラジル入りする。