【カタール・ドーハ12日発】サッカー男子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア選手権の初戦・北朝鮮戦に臨む、U―23日本代表・手倉森誠監督(48)が当地のホテルで公式会見に臨んだ。

 同じグループBの北朝鮮、サウジアラビア、タイの監督と同席した指揮官は「日本のサッカーの未来となるこの世代を鍛え上げる大会にしたい。集中開催で過密日程でタフな戦いになるが、タフな大会こそ若い世代を高めてくれると信じている。日本としてリオのオリンピックに100%行きたいという気持ちで戦いたい」と意気込みを語った。

 北朝鮮は、昨年8月の東アジアカップでA代表が負けている強敵。しかもこの日の公式会見でユン・ジョンス監督が「1000人のサポーターが来る」と明言しただけに、手倉森監督は「北朝鮮はサポーターを含めた準備を現場が知っているのはすごいなと。日本は何人くるのか」と警戒を強めた。