森保ジャパン最大の不安は〝采配〟か 前園真聖氏がズバリ「選手を適材適所で使えていない」

2022年07月29日 05時15分

森保采配が〝穴〟になってしまうのか(東スポWeb)
森保采配が〝穴〟になってしまうのか(東スポWeb)

 11月開幕のカタールW杯へ向けて一番の不安は〝森保采配〟なのか――。日本代表は国内組で臨んだ東アジアE―1選手権で9年ぶりの優勝を果たし、チーム力の底上げに成功した。W杯へ向けて楽しみな新戦力も現れる中、元日本代表MF前園真聖氏(48=本紙評論家)は本番に向けて森保一監督(53)の采配を不安視。その〝重大な欠点〟をズバリ指摘した。

 東アジアE―1選手権の優勝から一夜明けた28日に豊田市内で取材に応じた森保監督は、日本代表監督として歴代単独最多の38勝目に到達したことに触れ「選手に自信をもらっている。あ、やれると。どこと戦っても互角に戦えるなと。もちろん(6月に)ブラジルとやった時などは学びになることも多かったが、リスペクトしすぎる必要はない。完全受け身になって戦わなくても、十分戦える。間違いなく私の自信にはつながっている」と熱弁。W杯に向けた強化に自信をみなぎらせた。

 たしかに欧州の一線級でプレーする選手が増え、一昔前まではアジアでライバルだった韓国にも圧勝続きと、着実に日本の実力はレベルアップ。指揮官が目標と公言する「W杯でベスト8以上」に向けても期待は高まっている。

 しかし本番が近づく中で、前園氏は他ならぬ森保監督自身に不安があるとみている。「これは今大会だけでなく、欧州組も含めたこれまでの試合でも言えることですが」と前置きした上でこう指摘する。「選手を適材適所で使えていないです。また、最初からシステムも交代カードも〝決め打ち〟でやっている時があると思います」

 具体例として、6月に0―3と大敗したチュニジア戦などでMF南野拓実(モナコ)とMF鎌田大地(Eフランクフルト)の関係性が悪いにもかかわらず修正ができていない点や、今回の東アジアE―1選手権で0―0のドローに終わった中国戦でMF脇坂泰斗(川崎)を適性外のトップ下で起用したことなどを問題視した。

「今までも修正が遅い時がありました。試合では想定外のことも起きるので、瞬時にライブで考えていかないといけません。W杯のような舞台になれば特にそうです」と前園氏。森保監督は選手の実力を最大限に引き出せておらず、さらに試合の流れに応じて柔軟に動く〝アドリブ〟もきかないと警鐘を鳴らした。

 これらはW杯で強豪を撃破するためには必要不可欠な能力。それだけに「選手たちがそのポジションで生きるようなことを考えていかないといけないと思います。そこは打開してもらいたいです」と早急な改善を求めた。

 森保采配が〝穴〟になってしまうのか。W杯に向けて不安が募る。

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