吉と出るか凶と出るか…。国際サッカー連盟(FIFA)は23日、11月に開幕するカタールW杯の各国選手登録人数を従来の23人から26人に増やすことを正式に発表。35人だった予備登録も55人まで認められることになった。

 新型コロナウイルスの影響かつ、例年と異なる時期に大会が開催される点を踏まえ「チームにより大きな柔軟性を提供する必要がある」と判断のもと、今回の決定が下された。日本代表の森保一監督(53)は21日の取材で「W杯の登録メンバーが26人になる流れなのはポジティブに受け取っている。選手の選択肢をより多く持って試合に臨めることは、監督としてはありがたい」と話しており、肯定的にとらえている。

 ただ、一般的に選手層が厚いチームほど大きな恩恵を受けると言われており、今大会は中3日とハードなスケジュールで試合が行われる。ネット上では「森保ジャパンにとってはデカイ!」「枠が増えるのはいいと思う」と歓喜の声が聞かれる一方で、指揮官の采配がより重要になることから「日本としてはマイナスですね。より監督の采配が重要になるわけで」「森保監督には判断を間違えないでほしい」と不安視する意見も飛び出している。