目指すは〝本田流〟か。オランダ1部PSVアイントホーフェンの日本代表MF堂安律(24)が19日に都内で行われた「大丸松坂屋カード VISA」のキッズイベントに出席。今後の目標を披露した。

 3年後は「2回目のW杯出場に向けて、10番を背負う」、6年後は「キャプテンを任せられるような存在に」、9年後は「次の目標へ」、12年後は「G大阪にタイトルを」、15年後は「次世代にバトンを渡す!」と掲げたが、中でも気になるのが9年後だ。

「次の目標」について堂安は「32歳が3回目のW杯の年。ただ、トップで体が動くのは32、33歳くらいまでかなと。だからこそ、その目標が終わった後に今までと同じ情熱をささげるような目標を探したい」と語った。

 サッカー以外の道を模索するそうで「はい、違うことに関しても。それは子供たちに対してのアプローチかもしれないし、今の自分がサッカーをやっていることと同じくらいの熱量でやれることを探したい」と説明。現役を続けながら何らかのビジネスや、少年少女を対象にしたサッカー教室の運営などに興味を抱いているようだ。

 現役の傍ら実業家としても活動する代表例といえば、MF本田圭佑。起業後はサッカー教室からスタートしてさまざまな分野に進出している。2人は最近ツイッター上でも代表チームの話題で交流。堂安も本田のようなマルチな才能を発揮できるか。