日本サッカー協会が「東アジアE―1選手権」(7月19~27日)で声出し応援の一部解禁を検討している。

 新型コロナウイルス感染拡大防止策の一環として日本代表の試合は声出し応援が禁止されていた。6月の4試合もそのルールの元で行われた一方、Jリーグは11日から一部試合で声出し応援エリアを設置。マスク着用の上で声出しを解禁した。17日に都内のJFAハウスで取材に応じた田嶋幸三会長(64)は「Jリーグがやっているように、声を出したい人のエリアをつくることを検討している」と明かした。

 6月シリーズは、フルに観客を入れることを優先して声出し禁止とした。現状では声出しエリアを設置する場合、フルというわけにはいかないが、田嶋会長は「E―1は声出しの方を優先させたい」。E―1は国内組のみの編成となる中、代表戦で久々に戻ってくる声援を受けて森保ジャパンの新戦力台頭を期待したいところだ。