日本代表の森保一監督(53)が、カタールW杯1次リーグでコスタリカとの対戦が決まったことを受けて見解を示した。

 14日に行われたW杯予選大陸間プレーオフでコスタリカがニュージーランドに1―0で勝利し、本大会出場が決定。日本と同じE組に入ることになった。

 チュニジア戦で0―3の惨敗から一夜明けた15日、大阪市内で取材に応じた森保監督はコスタリカについて「私が監督になって初めての試合では勝ったけど、非常に身体能力が高く、かなり手強い相手になる」と印象を語った。

 特に警戒すべき選手として、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する守護神のGKケイロル・ナバス(35)を挙げ「こじ開けていくのは非常に大変だし、世界トップクラスの経験を持っている選手なので、しっかり分析してどういう攻撃をしたらいいのか考えなければいけない」と語った。

 それでも、指揮官は強気の姿勢を崩さない。コスタリカは2014年ブラジルW杯で8強に進出するなど北中米カリブ海屈指の強豪だが「勝ち点3を取りたい相手だと思っている。十分、我々が持っている力を出しきれば勝っていける相手だと思っている」と宣言。

「本大会で自信を持って戦えるように、コスタリカ戦も自分たちがやっていることを出しきって戦えば、勝ち点3をつかみ取れると思えるように準備したい」と必勝へ着々と準備を進める構えだ。

 ドイツやスペインは優勝候補の強豪だけに、コスタリカ相手に〝取りこぼし〟は許されないが…。本番まで残り5か月でどこまでチーム力を強化できるか。