日本代表MF久保建英(21=マジョルカ)が待望の代表初ゴールをきっかけに〝固め打ち〟を予告した。

 久保は10日のガーナ戦で代表17試合目にして初ゴールを決めた。一夜明けた11日に取材に応じた久保は「逆に1本取るまでが長いという見方もできるかもしれないけど、たしかに1点取るとその後続くというのが代表では僕はある」と固め打ちの傾向があると自負。そして「次にチャンスがあれば、また積極的にゴールを狙っていって、気持ちが吹っ切れているといつもの正確性も出てくると思うので固め打ちをできるようにしたい」と代表でのゴール量産を力強く宣言した。

 カタールW杯では1次リーグでドイツやスペインという強豪と対戦する中、中盤からゴールを狙うイメージをしている。「どの試合でも前の人が決めるのは難しくなっている。今はDFもしっかりしていてW杯になると決めさせてくれないと思うので、意外性という意味では2列目、3列目の選手が上がってくると。自分たちの攻め手がある時に、そういった意外性も大事になってくる」とガーナ戦のようにインサイドハーフの位置からゴールを狙う絵を描いている。

 至宝の2試合連続ゴールなるか、まずは次戦のチュニジア戦(14日、吹田)に注目が集まる。