日本代表MF三笘薫(25=サンジロワーズ)が、10日に行われたガーナ戦で1―1の前半アディショナルタイムに勝ち越し弾を決めた。

 左サイドを攻め上がると、低い弾道のクロスを中央へと送る。そこにMF堂安律(PSVアイントホーフェン)とFW上田綺世(鹿島)が飛び込むが、ボールは2人に触れずに、ゴールへと吸い込まれていった。直前の前半44分には、DF山根視来(28=川崎)が右サイドから中央へと送るパスをカットされ、失点につながっていた。嫌なムードを吹き飛ばす勝ち越しゴールとなった。

 前半31分にペナルティーエリア内に切り込んで先制ゴールを挙げ、右サイドバックながら中に切り込んで攻撃に絡む特長を遺憾なく発揮した後だけに、もったいないミスとなってしまった。