ブラジル代表で新エースとして注目されるFWビニシウスが、所属するレアル・マドリードで〝同僚〟のMF久保建英(マジョルカ)を絶賛した。

 ビニシウスは5日の公式練習後に取材に応じ、6日の日本戦(国立)に向けて「チッチ監督はじめ、チームスタッフはこの試合のために相手をしっかり分析してくれていますし、自分たちはいい準備ができたと思います。明日はお互いにいい試合ができることを願っています」と必勝を期した。

 今季大活躍した所属のRマドリードは久保の保有元でもあり、プレシーズンではともにプレーしたこともある。

「久保建英選手については過去に一緒にプレーをしていて、とても技術があり、伸びしろのある選手だと確信しています」とその実力に太鼓判。そして「これからも活躍して成長し、またレアルに戻ってくるのを楽しみにしています」と名門復帰に大きな期待を寄せた。

 そして、自身にとって大きな飛躍となったシーズンを振り返り「Rマドリードというこんな大きなクラブに移籍することは、簡単なことではありませんでした。最初のシーズンからたくさんの試合に出ることができ、調子がいい時も悪い時もありました。監督から常に信頼してもらえて、勇気づくような言葉をかけてもらいました。ブラジルとは全く違うサッカーで、戦術面でもチームに慣れる必要がありました。そのおかげで、この2022年まで時間をかけていい準備をし、優勝もすることができました」

 ビニシウスと久保の〝同僚〟対決にも注目が集まりそうだ。