森保ジャパンが南米の強豪を撃破だ。

 日本代表は2日に行われた国際親善試合パラグアイ戦(札幌)で4―1と圧勝した。FW大迫勇也(神戸)が不在の中で1トップに抜てきされた浅野拓磨が先制ゴールと活躍。昨年11月以来の招集となったMF鎌田大地(Eフランクフルト)も貴重な追加点を挙げた。

 まずは前半36分、MF原口元気(ウニオンベルリン)が絶妙のタイミングでスルーパス。一気に抜け出した浅野が冷静にシュートを決めて先制に成功した。

 さらに攻撃の手を緩めない日本は、42分に右サイドからMF堂安律(PSVアイントホーフェン)が得意の左足でクロスを入れる。これに中央で待ち構えた鎌田がヘッドで合わせて追加点を奪った。

 後半に入って14分にFWゴンサレスにゴールを許して1点を返されるものの、直後の15分に原口がまたも好パスを送って、左サイドで受けたMF三笘薫(サンジロワーズ)が左足でしっかりと決めて3点目。点を取られた直後に奪い返す勝負強さを見せ、チームとしての成長を証明した。

 さらに40分にはMF田中碧(デュッセルドルフ)が技ありのミドルシュートでダメ押し。日本が圧巻のゴールショーを見せた。

 強豪相手に快勝した森保ジャパン。6日の王国ブラジル戦(国立)も楽しみになってきた。