森保ジャパンが2日に対戦(札幌)するパラグアイ代表のバロスケロット監督が、警戒する選手として最初にMF久保建英(20=マジョルカ)を〝指名〟した。

 南米の強豪を率いるバロスケロット監督は、1日に行われた公式会見で日本代表の中で警戒すべき選手を問われると「やはり久保選手、MF南野(拓実=リバプール)選手」とイの一番に至宝の名を挙げ、続けてビッグクラブでプレーする南野を挙げた。

「他の選手も優秀だと思うが、特に彼ら2人は国際的にも非常に大きなインパクトを与えている選手だと思う」と警戒を露わに。久保はスペインリーグでの活躍のほか、昨夏の東京五輪でも強豪国を相手に存在感を発揮しており、その潜在能力を高く評価しているようだ。南野はリバプールで今季カップ戦を中心にゴールを量産しており、やはりこの2人の名が世界的に轟いているとみられる。

 その上でバロスケロット監督は「日本のサッカーは非常に攻撃のスピードが速く、プレーの組み立ての際には高い位置からプレーを始め、3名のFWと中盤の選手を使ってエリア内での攻撃を仕掛けるチーム。ダイナミックな強いチームでテクニックにもすぐれている」と森保ジャパンの強さに警戒感を見せた。

 世界のサッカー界でやはり久保のネームバリューは強烈なようだ。