国際親善試合パラグアイ戦(2日、札幌)やブラジル戦(6日、国立)など4連戦に挑む日本代表のFW上田綺世(23=鹿島)が1日、オンライン取材に応じ、11月開幕のカタールW杯に向けてメンバー生き残りを誓った。

 ここまでJ1トップとなる10得点をマークするなど好調をキープしている上田は自身の進化について「今年で(プロ)4年目だし(Jリーグへの)慣れもあるし、戦い方も見えてきているのも間違いなくあって。今年はバランスが加味されてチームメートにも生かされている結果かなと思います」と語った。

 今回は森保ジャパンのエースFW大迫勇也(32=神戸)が負傷のため招集されていない中、1トップとしての役割が期待されていることに「そこは、そんなに関係ないと思っていて求められることは同じ。特長を出すだけだと思っている」とし「自分に与えられたチャンスの中で体現できたら…」と意欲を示した。

 また、W杯メンバー入りのチーム内サバイバルについては「あくまで自分がいいパフォーマンスをしないと、サバイバルだろうが関係なく評価されない。自分が出せるものを出したい」と強調していた。