日本代表FW浅野拓磨(27=ボーフム)が、広島時代から師弟関係が続く森保一監督(53)への思いを熱弁した。

 合宿初日の30日にオンラインで取材に応じた浅野は、日本代表が11月開幕のカタールW杯でドイツと同じE組に入ったことに「まずドイツが(同じ組に)いたことは僕たち〝持っているな〟と感じた」とニヤリ。普段ドイツリーグでプレーしていることもあり「ドイツでプレーしているぶん、ドイツの特徴や選手の特徴は肌で感じている。日本人のアジリティー、スピードの部分は生きると思う」とクラブでの経験がドイツ撃破に役立つと自信をみなぎらせた。

 また、広島時代から強固な信頼関係が続く森保監督についての思いを改めて吐露。「プロサッカー選手という世界の舞台に立った瞬間から一緒にやらせてもらっている監督だし、日本代表の舞台でも一緒に戦えることは光栄。だからこそというのもあれだけど、監督のために全力でプレーして、それがチームのため、自分のために貢献して成長につながっていくと感じている。それが監督のためになればいいなと思う」と代表での活躍で恩返しをしようと強い覚悟をにじませた。

〝森保チルドレン〟の筆頭格ともいえる浅野のプレーに期待が高まる。