日本代表の森保一監督が、今季好調で注目が集まっているFW鈴木優磨(26=鹿島)の招集の可能性について言及した。

 鈴木はベルギー1部シントトロイデンから鹿島に復帰した今季、リーグ戦の全13試合で先発して6ゴールと大活躍している。

 17日に取材に応じた森保監督は、今季目立っている鈴木とDF佐々木旭(川崎)の2人について「候補としては見ている」とリストアップしていると説明。「最終的に招集するかどうかは分からないが、普段の視察などでも見ている選手たちであるとはお答えできる」と招集に関して明言こそ避けたが、有力選手として注目をしていると明らかにした。

 カタールW杯に向けては「これまで未招集の選手を招集していくということは確率的には少ない」と新戦力の登用に慎重な姿勢を見せてはいるが、一方で「できるだけ多くの選手をしっかり見ていく。漏れがないようにスタッフ全体で見てきている。それはこれからも続けていく」とギリギリまで扉を開ける方針も示した。

 抜群の決定力を誇る鈴木にはかねて待望論が高まっているだけに、今後の活躍次第で抜てきがあるのか注目が集まる。