なでしこW杯連覇へ8強入り オランダに2―1で勝利

2015年06月24日 13時08分

後半33分、ゴールを決め喜ぶ阪口(中央=ロイター)

【カナダ・バンクーバー23日(日本時間24日)発】なでしこジャパンが快勝! サッカーのカナダ女子W杯で2連覇を狙う日本は、決勝トーナメント1回戦で過去2戦2勝のオランダに2―1で勝利し、ベスト8進出を決めた。準々決勝(27日=同28日)ではオーストラリアと対戦する。

 日本は平均身長170センチを超えるオランダを相手に、序盤から華麗なパスワークで攻め込んだ。前半10分、左サイドのMF宮間あや(30=岡山湯郷)のクロスにFW大儀見優季(27=ボルフスブルク)が頭で合わせクロスバーを直撃。相手が処理をミスしたこぼれ球をDF有吉佐織(27=日テレ)が豪快に右足で蹴り込み、早くも先制した。

 今大会の日本は序盤で得点を重ねている。1次リーグ初戦スイス戦は前半29分、2戦目カメルーン戦は同6分、3戦目エクアドル戦も同5分で決めており、この日も“速攻”でリードを奪った。その後も、前半21分に宮間、同22分にはDF鮫島彩(28=仙台)、同29分、同44分に大儀見、同45分にFW大野忍(31=INAC神戸)と立て続けにゴールを狙うが、ネットを揺らせなかった。

 前半を1―0で終えた日本は後半に入ると、オランダに攻め込まれる場面も出てきた。それでも中盤でボールを奪うと、一気に前線へボールを運び、何度も好機を作り出した。しばらくこう着状態が続くなか、日本は同21分に大野に代え、FW岩渕真奈(22=バイエルン・ミュンヘン)を投入。追加点を目指した。

 だが、同31分に大ピンチを迎える。相手CKからのシュートをGK海堀あゆみ(27=INAC神戸)が右手一本でセーブ。続けて打たれたシュートにもMF阪口夢穂(27=日テレ)が体を張ってゴールを死守。その直後の同33分、宮間からのスルーパスに走り込んだ阪口が左足で決めて、待望の追加点。2―0とリードを広げた。

 日本は同35分にMF川澄奈穂美(29=INAC神戸)を下げて、MF澤穂希(36=同)をピッチに送り込み、逃げ切り態勢に入る。アディショナルタイムにGK海堀が軽率なミスで失点を許すなど、お粗末な場面もあったが、2―1で勝利した。

 

 佐々木則夫監督の話「最後はハラハラドキドキさせてしまいました。もう少しミスがなければ合格点。次につなげたい」

 DF有吉佐織の話「勝ててホッとしています。(先制弾について)思い切り打ったら入ってよかった。まだ次があるのでしっかりいい準備をして、勝てるように頑張りたい」

 FW大儀見優季の話「立ち上がりから全体的にいい距離感でプレーできた。(準々決勝オーストラリア戦に向け)同じアジアの相手なので集中し、いい準備をしたい」

 MF阪口夢穂の話「先制点を取れたのはプラン通り。苦しかったけど勝ててよかった。(追加点について)何とか1点取りたかった。いいボールが来たら振り抜こうと思っていた」

カナダ女子W杯 決勝トーナメント