日本代表DF吉田麻也主将(33=サンプドリア)が、森保一監督の〝肝の据わった姿勢〟に感嘆した。

 吉田はカタールW杯出場が決まったことでセッティングされた26日のオンライン会見に森保監督らとともに出席。指揮官について問われると、臨席していただけに「言いづらいですね」と苦笑いした後、「日本人監督ということで大きなプレッシャーがあったと思うし、(最終予選)最初の3試合で大きくつまずいて、批判、プレッシャーが大きくなって予選を難しくしてしまった。でも長友選手もどこかの記事で言っていたが、監督は1ミリもブレなかった」と語った。

 さらに、自身が様々な監督から指導を受けていた経験を踏まえて「キャリアの中で多くの監督と接してきて、悪いときにブレてしまう監督もいた。そうなると選手も不安になるし、疑問を抱きながらプレーすることになる。そういう点がなかったのはすごい。あとは人としても学ばないといけないと思って見ていた」。

 最終予選の厳しい状況時でも指揮官が見せたブレない姿勢が、イレブンの信頼を勝ち取ったようだ。